ガーナとセネガルの旅 2020 ~ガーナ編 アクラ~
だいぶ久しぶりの更新です.4月後半から大学が始まって,オンライン授業やけど,レポートが多くって,しかも結構真面目にやってたらブログ書く時間ありませんでした…
ブログが面倒臭くなったわけじゃないです.書きたいことはいっぱいあるのに,なかなか時間がつくれないっていう状態です…
近況報告と言い訳はこれくらいにして,早速,ガーナに到着したところから旅の話の続きです.
2020/02/26 TUE 晴れ (つづき)
今まで通ってきた海外の空港はタイのドンムアンとスワンナプームとエジプトのカイロで,観光客も多い分,空港もでかくてお店もいっぱいあった.ガーナのコトカ空港はさすがにそういうとこほど豪華な空港ではなかったけど,私が思ってたよりだいぶきれいでちゃんとしてた.トイレも日本並みにきれいやってびっくりやった.
入国カードともう一枚似たようなカードに個人情報記入して,イエローカードとかもしっかり見せて,入国!!
長かったようであっという間に着いてしまったっていう感じやった.無事に着いたんはよかったんやけど,こっからどうすればいいんやろってちょっと不安も押し寄せてきた.だってネットつながらへんからHostにも連絡取れへんっし,どこに行けばいいかもわからんし,そもそもHostの人が今日私が来ること忘れてたらどうしよう…とか色々怖くなった.
とりあえず空港の外出てみたらすごい熱気やった.たぶん40℃くらい.
観光客っぽい人もほとんどおらへんし,肌の色で結構目立ってしまうし,タクシーの運転手が待ち構えてて,みんなこっち見てるし本間にどうしようかと思った.
でもカンボジアとかインドみたいに,群がってきたり,強引な客引きがなかったのはよかった.”タクシー乗る?”とか”代わりに電話しようか?”とかはあったけど.
今まで行った国やったら,空港の中とか近くに両替所もSIMカード屋もすぐ見つけれたのにガーナはどこに何があるか分かりにくい… 私がテンパってたせいかもしれへんけど.
とりあえず空港の横にある建物に入ってみた.ATMがあったり銀行らしきところやった.ATMのとこで日本人2人組がいたけど,無事にガーナ人で日本語ペラペラの友達と合流して順調そうやった.いいなー、助けてほしいなーって思いながらこれからどうしようか考えた.
その建物の警備員?的なおじさんがいて,何となく優しそうやから話しかけてみた.”
”ガーナ人の友達に連絡したいんやけど,インターネット使えへんくて…”
って言ったら,
”なんでマスクつけてんの? 代わりこの携帯使っていいよー”
っておじさんの携帯貸してくれた.COVID-19 のことがあるから,マスクしてたけど,ガーナの人はあんまり気にしてへんのかなって思った.
(さっきタクシーの運転手とかも電話してあげるよとか言ってくれたけど,もしかしたらあとでお金請求される可能性があったと思う.たぶんやけど.やから,なんか頼みたいときとか助けてほしいときは,自分で人を選んで自分から頼みに行った方が安全な気がする.今までの旅でもその方法でやってきて失敗したことない.)
ここで,私がガーナでお世話になる農場が”Green Gold Ghana"っていうところでHostの代表の人がClementっていう人.
事前に連絡とった時は,Mustaphaっていう人を手配しとくから,ガーナに着いたらその人に連絡するように言われた.
で,そのMustaphaの番号にかけてみて
”コトカ空港に着いたんやけど,迎えに来ていただけますか?”って聞いたら
”1時間くらいかかるからそこで待ってて”
ってことで,その建物のとこで待たせてもらった.携帯貸してくれたおじさんはAlfredっていう名前で,本間に優しくていい人やった.待ってる間,イス用意してくれたり,SIMカードのこと教えてくれたり,いろいろ喋ってくれた.
が奈で何するんか聞かれて,農場行くって言って,農場の住所見せたら,
”めちゃくちゃ遠いで!”
って言われた.事前にGoogle Mapで調べてもヒットしいひんから,アクラからどれくらいかかるんかあんまりイメージできてへんかったし,その農場までたどりつけるかちょっと不安になった.
結構長く待ってたから,AlfredがMustaphaに,”ずっと待ってるけどまだ?あとどれくらいかかりそう?”って電話してくれた.
途上国の都市部とかであるあるやけど,渋滞はやっぱりアクラもすごいらしい.
1時間ちょっとしたら,Mustaphaらしき人が来てくれた.初めましての挨拶して,Alfredにはお礼言って,ちっちゃいお返しやけど飴ちゃんあげた.
Mustaphaに
”とりあえず両替とSIMカード買いたいんですけど…”って言ったら,
”まだなん?なんで待ってる間に済ませへんかったん?”
って言われて,さっきの建物で両替できるし,SIMもすぐ目の前の店で買えるっていうことやった.
(だって初めてのガーナで分からん事だらけやし,そうゆう大事なことはなんとなくでやったら騙されたりするかもしれんし,現地の人と一緒にやった方が確実やん!って心のなかで思ったけど)
”ごめんなさい,なんにも分からなくて...”って言ってちょっと待ってもらった.
両替所のおじさんに両替頼んだら,ATMに連れてかれて,おじさんがいろいろやってくれたけど,ATMがつぶれてたんかドル札入れても,ガーナセディが出てこうへんかった.結局,ATMの中開けて,ドル札取り出して,両替所で直接両替した.
海外では,お金入れたのにATMからお金出えへんとか,カードが吸い込まれたとかあるって情報聞いてたけど,やっぱりこうゆうことってよくあるんやなー.
気を付けたほうがいいですよ!!
やっぱり自分で無理やりATMで両替せんでよかった.
ちなみに$150出してGHS782.5やった.GHSはお札がGHS1,2,5,10,20,50の6種類あって,この時はGHS1,5,10でもらったんやけど,すんごい分厚い札束になった.海外で両替したら,その場でちゃんと数えるようにってよくいわれるけど,あの量やと数えるのに3分くらいかかると思う.(後から数えたら70枚以上もお札があった.領収証に書いてる通りの分の額あったから,詐欺られてなかった.)
ガーナのお札はヨレヨレで古いのばっかりやから,銀行員みたいな人でも縦勘も横勘もできひんと思う…
なのでガーナでは「現金その場限りの原則」は諦めましょう…
けど,途上国ではできるだけ小さい額の紙幣がいっぱいあったほうが使いやすいから,その点はよかった.
次はSIMカード.
空港出たら左手側に小さい建物があって,そこがSIMカード屋やってんけど,中に入ったらいろんな会社が同じ建物に入ってて,これがガーナスタイルらしい.(たぶん街に出たら,それぞれの会社で別々に売ってるんやろうけど)
そこではみんなバランスよく商売できるようにしてるんか,
”今回はうちの会社で買ってもらうわ.”
”どうぞー”
みたいな感じの会話があった.
事前にSIMカードについても調べてて,MTNとかVodafoneとかTigoとかAirtelとかいろいろあるって知ってたけど,私が会社を決める権利は与えてもらえず,Vodafoneってなった.
調べたやつでは,SIMカードがGHS2くらいで2GBでGHS20くらいやって,1週間の滞在やし,これくらいで十分と思ってたけど、メニュー表には10GBからしかなかった.
カンボジア行ったときは,メニューに載ってるよりも小さいGBで頼めて安くできたから,ここでも聞いてみたけど,ダメやった.
結局SIMカードGHS5と10GBでGHS50(約¥1030)かかった.
爪がめちゃくちゃ長いお姉さんが設定してくれた.私のスマホはAndroidのarrowsっていうやつでたぶんそんなにメジャーなやつじゃないんかな
海外でSIM買って設定してもらうときは店員さんがよく
”この機種やったことない”
とか言ってて,やりにくそう.
でも無事にインターネットは使えるようになった.